会長挨拶
第33回⽇本静脈⿇酔学会
会長 内⽥ 寛治
東京⼤学⼤学院医学系研究科⽣体管理医学講座
⿇酔科学分野
会長 内⽥ 寛治
東京⼤学⼤学院医学系研究科⽣体管理医学講座
⿇酔科学分野

第33回 日本静脈麻酔学会学術集会を、2026年11月27日(金)・28日(土) の二日間、東京大学本郷キャンパス(伊藤国際学術研究センターほか) にて開催いたします。
本学会は、静脈麻酔薬の基礎薬理から臨床応用に至るまで、長年にわたり活発な議論を重ね、その知見を会員と共有してまいりました。静脈麻酔は、全身麻酔にとどまらず、内視鏡検査、カテーテル治療、日帰り手術など、さまざまな診療領域へと適応を広げています。それに伴い、臨床現場では、薬理学的理解に加え、適切な薬剤選択、用量調節、安全管理体制の構築など、より高度で実践的な判断が求められる時代となっています。
本学術集会のスローガンは、
「PopulationからIndividualへ:静脈麻酔の最適投与を考える」
です。
これまで、BISモニタや各種効果部位濃度(Ce)シミュレーションは、集団(Population)から得られたデータを基盤として構築され、静脈麻酔の安全性と再現性の向上に大きく貢献してきました。一方で、これらの指標が個々の患者の個人差を十分に反映できていないという問題点も、臨床の現場では広く認識されています。実際、BIS値やCe予測では説明しきれない反応を示す患者群が、一定の割合で存在することは、日常診療において多くの麻酔科医が経験しているところです。
本学術集会では、こうした背景を踏まえ、従来の集団ベースの考え方を尊重しつつも、その先にある「個々の患者(Individual)に最適化された静脈麻酔投与」をどのように実現していくのかについて、基礎・臨床の両面から議論したいと考えています。個人差を前提とした新しい投与戦略、評価指標、教育・研修のあり方などについて、多角的な視点から検討する機会とすることを目指しています。
また、第31回学術集会より開始された日本静脈麻酔学会認定試験(JXIVA)は、本学会の重要な教育的取り組みとして定着しつつあり、第3回を迎える本学術集会でも、認定取得を目指す若手会員を中心に、多くの参加が期待されます。本学術集会が、世代や立場を超えた学びと交流の場となることを願っております。
開催時期は晩秋にあたり、東京大学本郷キャンパスでは銀杏並木が美しく色づき、足元には金色の絨毯が広がる季節です。学術的な議論とともに、歴史あるキャンパス内の散策も、本学術集会の楽しみの一つとなることでしょう。
多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
本学会は、静脈麻酔薬の基礎薬理から臨床応用に至るまで、長年にわたり活発な議論を重ね、その知見を会員と共有してまいりました。静脈麻酔は、全身麻酔にとどまらず、内視鏡検査、カテーテル治療、日帰り手術など、さまざまな診療領域へと適応を広げています。それに伴い、臨床現場では、薬理学的理解に加え、適切な薬剤選択、用量調節、安全管理体制の構築など、より高度で実践的な判断が求められる時代となっています。
本学術集会のスローガンは、
「PopulationからIndividualへ:静脈麻酔の最適投与を考える」
です。
これまで、BISモニタや各種効果部位濃度(Ce)シミュレーションは、集団(Population)から得られたデータを基盤として構築され、静脈麻酔の安全性と再現性の向上に大きく貢献してきました。一方で、これらの指標が個々の患者の個人差を十分に反映できていないという問題点も、臨床の現場では広く認識されています。実際、BIS値やCe予測では説明しきれない反応を示す患者群が、一定の割合で存在することは、日常診療において多くの麻酔科医が経験しているところです。
本学術集会では、こうした背景を踏まえ、従来の集団ベースの考え方を尊重しつつも、その先にある「個々の患者(Individual)に最適化された静脈麻酔投与」をどのように実現していくのかについて、基礎・臨床の両面から議論したいと考えています。個人差を前提とした新しい投与戦略、評価指標、教育・研修のあり方などについて、多角的な視点から検討する機会とすることを目指しています。
また、第31回学術集会より開始された日本静脈麻酔学会認定試験(JXIVA)は、本学会の重要な教育的取り組みとして定着しつつあり、第3回を迎える本学術集会でも、認定取得を目指す若手会員を中心に、多くの参加が期待されます。本学術集会が、世代や立場を超えた学びと交流の場となることを願っております。
開催時期は晩秋にあたり、東京大学本郷キャンパスでは銀杏並木が美しく色づき、足元には金色の絨毯が広がる季節です。学術的な議論とともに、歴史あるキャンパス内の散策も、本学術集会の楽しみの一つとなることでしょう。
多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。

